お勉強 2015

佐藤優がたびたび書いているように、中学高校レベルの参考書を読むのは面白い。学生の頃全然興味のなかったことでも、それなりに年を取ると、経験だけは増えるせいで興味の幅が少しは広がるのでしょうか。

たとえば古文。受験のために無理やり覚えた方丈記やら徒然草がいま読み返してみると、なるほどなあ、と感心したりすることしきり。そして不思議なことに意外に頭に残っているものだ。
古典はわからなくてもいいから若いうちに読んでおけ、という意味がようやくわかるような年になったのだなあ、オレも年を取ったものだなんて思いつつ受験生のように参考書を買い集めている。

最近買った参考書

理解しやすい古文(文英堂) このシリーズは読みやすくていい。

高校トレーニングノート数学?(受験研究社)数学の問題をやっているとパズルを解く感覚になってくる。

詳説地理ノート(山川出版) 穴埋め式のまとめノート。普段の仕事では覚えていない情報は調べて、処理したらすぐ忘れる。何度も繰り返して暗記なんてしないから新鮮な感覚だ。インターネットの普及で地図や年表を暗記するのは無駄だという考えもあるのかもしれないけれど、意外に大切なんじゃないか、なにより面白い。