切手の博物館

目白駅近くの切手の博物館へ行く。

実は近所なのだが、行ったのは初めて。1階が展示室とミュージアムショップ、2階が資料室になっている。展示室の企画展は「切手版日本絵画全集」。小さな図面ながら美術鑑賞をした感じだ。
この博物館、総務省所管らしいが、切手収集家の水原明窓(みずはら めいそう)が私財を投じて作ったという。新宿で仮に開館し、ここ目白にできたのは1996年。ご本人はその前に逝去されたらしい。切手収集というのは国際的に行われている趣味のようで(英語ではPhilatelyというようだ)2階の資料室には外国の郵便趣味雑誌も置かれている


そういえば小学生の一時期、友人たちと切手収集をしていた時期があった。1980年代の前半、そのころ発行された切手を調べてみると(こういうのがすぐにわかるのがインターネットのいいところだ)記念切手「近代洋風建築シリーズ」を買ったことを思い出す。旧グラバー邸なんて名前はこの時に知ったのだと思う。


東京の狭いアパート暮らしでは何かを集めるという趣味を持つのは難しい。本の置き場にも困っているしCDは一昨年暮れからだいぶ処分してしまった。でも切手なら何とかなるかもしれない。