ダービーニュース休刊

ここしばらく土日が休めないので競馬場にも行けず、競馬場に行かないと専門紙も買わないものだから、しばらくダービーニュースにはご無沙汰していた。
桜花賞だし競馬場には行けないけれどダービーニュースを買おうとコンビニの棚を見るが見当たらなかったのが金曜日の夜。今朝も見つからず、ひょっとして、と嫌な予感。ネットで調べると3月末で休刊になっていた。
ダービーニュースを愛読していたのはここ数年。専門紙は1馬、エイト、ブックと変わって最後に行きついたのがダービーだった。きっかけはラジオ日本の長谷川仁志さんの解説が分かりやすかったからだ。本紙の予想はいつも歯切れの良い名文だった。

ネットで見つけた最後の「本紙の決断」

予想を生業にしてからは、1頭の馬を好きにならないように努めてきた。
しかし馬が生き物なら自分も同じ。ついつい◎なんてことも多い。
オルフェーヴルは美しく、品があり、強くて、時として脆い。
そんな繊細さが、孤高の光を放っている。近年一番。この三冠馬
好きにならずにいられない。昨年(2301)。得たG1は宝塚ひとつだが、
内に行く癖のある馬に、宝塚以外のすべて大外枠の不運…。
それにもめげず、凱旋門賞、JC、魂の走りを繰り返してきた。
 印を、筆を置く最後の馬が、この馬であることを幸福に思う。
長い間ありがとう。   
長谷川仁志「本紙の決断」


今後もラジオ日本の解説は続けるとのことで一安心。まだ長谷川節を楽しめるのは幸いだ。
専門紙の今後は相当きびしいだろうなあ。生き残れるのはいくつあるか、、