W杯 準決勝終わって

ブラジルの歴史的大敗。
現地ではマラカナン以上の惨劇だと言われているようだ。
各種の不名誉な記録をみるといずれも20世紀前半以来、ほぼ100年ぶりの更新というのが多い。
これで向こう何十年も語り継がれることになってしまうだろう。
さて、この大敗のおかげで、1次リーグで1-5で負けたスペインの記憶が薄れてしまった。

終わってみればいえることだけれど
・今回のブラジルはネイマール以外に特別な技量の選手がいない。ブラジル代表としては凡庸なチームだった。自国開催ということで、必要以上に過大評価されていたのではないか。
・ブラジルといえば芸術的な攻撃ばかりに注目が集まるが、これまでは守備も超一流であった。大量失点の記憶がほとんどない。
・敗戦濃厚になると意外にもろい。仮に日本がドイツとやっても守備をがんばって7点も取られないのではないか。

決勝はアルゼンチンとドイツ。86年、90年と同じ顔合わせ。何かなつかしい感じがする。