菊花賞

サブちゃんこと北島三郎の所有馬キタサンブラックが勝ったこのレース。話題にもなりましたが、レースそのものも近年まれにみる良いレースでした。
スタート後、スピリッツミノルとリアファルの先行争いがあり、中盤ペースが緩むとまくって出る馬がいて、最後の直線ではキタサンブラックリアルスティールリアファル上位3頭の追い比べと見どころの尽きないレースでした。
結果を見れば、1着から順に5番人気、2番人気、1番人気の順。上位人気の実力馬がそれ
ぞれ力をだしたということでしょう。

勝ったキタサンブラックは血統や先行する脚質からクラシックではいつも評価が低く、ダービーでの大敗でやはりそんなものかと思わせましたが、秋のセントライト記念の走りはやはり本物だったということでしょう。
2着のリアルスティール。こちらも距離不安はありましたが、それを感じさせない好走。それにしても福永騎手、どうしても大レースではコンスタントに結果が出ない。いわれているほどダメな騎手ではないと思いますが、勝負師としての何かに欠けるのだと思います。

来週は天皇賞。こちらも有力馬が目白押し。予想が難しく、つまりは面白いレースになりそうです。